12月7日、8日はカメイアリーナで年に一度開催の仙台市カップに参加してきました。朝の気温は1度という寒い中、体育館の中はというと、仙台市の冠大会という事もあり、暖房・照明も充実していてむしろ暑く、眩しく感じるほどでした。
初日の予選では、今期初対戦となる相手との初戦、1セット目、足が動いてない事もあり普段なら簡単に取れるボールも拾えず、大接戦となった末勝利する事が出来ました。2セット目は、前半競ったものの、後半はサーブからのいい流れを掴み見事2対0で勝利する事が出来ました。
2試合目では、安定したレシーブからの攻撃を止められず、あっという間に1セット目を落としてしまいました。2セット目も前半は前のセットに引きずられたまま。しかし、ある一つのプレーから流れがガラッと変わりました。何度も攻撃を受けても、ブロック、ワンタッチからのレシーブ、そして、床に落ちそうなボールを六年生中心に何度も何度も相手のコートへ、、、すると遂に、相手のミスを誘い出し、大事な場面で一点をもぎ取りました。この時点で点数は負けていたのですが、ここでサーブはエースの番に。集中して撃ち込む鋭いサーブと、これに答えてチームが一丸となり、最後まで一気に連続ポイントで、2セット目勝利。面白いもので、流れがいい時は、何をしても点が決まるし、ネットに当たってもボールは相手コートに入ります。勝負の3セット目、一進一退の攻防が最後まで続きましたが、6年生のミラクルサーブも決まり、レシーブからの攻撃で、2点差で勝利。セットカウント2対1となり、見事1位通過となりました。
二日目、広い体育館に3面のみという、豪華な配置に変わり、1位通過のシードだった事もあり、相手は2試合目で体育館の配置にも慣れてからの対戦となりました。1セット目は終盤までもつれる展開でしたが、最後に連続得点を決められて負けてしまい、2セット目に期待したかったところですが、しっかり打ち込んでくるサーブに対応できずに悔しくも負けてしまいました。
いつもと違う慣れないポジションでの試合となりましたが、試合でこそ実力が発揮されるもの。
違うポジションを普段の練習からやってみましょう。そうすれば、今の自分のポジション以外の仲間の気持ちと難しさ、楽しさもきっと解りお互いが成長して、チームとしての一体感が強くなると思います。そして、みんなが何処でも守れるようになってこそ、強いチームになれると思います。
本日は一試合で終わってしまった為、小学校に戻り練習をしました。監督お疲れのところありがとうございます。サーブと、ディグを集中的に行いましたが、明らかに試合よりもいいサーブ、いい動きをしている子が何人かいました。これは結構重要な事で、試合でやらない練習は意味が無いし、練習で出来なければ試合で出来るはずもありません。
『練習は試合だと、試合は練習だと思って』
この事を忘れずに、普段の練習をしていれば、自信もつくし、試合でも緊張せずに動く事が出来ると思います。
by あき
12月初日、行ってきました仙山大会。今年は仙台での開催です。吐く息が白くなり、冬がやってきました。ベンチコートの出番です。
今回のこの仙山大会、春にバレーボールを始めた6年生2人の活躍があったおかげでいい試合を見せてもらいました。2人は今年春にバレーボールを始めました。1年前、2人は、今の自分を想像出来たでしょうか...週末は朝早くから起きて大会に向かい、平日は学校生活と練習の日々。あの時一歩勇気を出して足を踏み出さなければ、今の仲間と出会う事もなかったはず。バレーボールに出会う事もなかったはずです。それが今、1年前と比べものにならない程の成長を見せてくれました。スポ少に入るには少し遅くなってからの入団だったので、すでに先に入っている下級生に遠慮する場面も多くありました。しかし、それは関係ありません、6年生は6年生。最高学年としての自覚を持ち、下級生のメンバーを引っ張るためにはどうしたらいいか、ベンチでもチームの1人として出来る事はあるはず。常に6年生には問いかけてきました。そして今回の大会では、仲間から託されたラストボールを必死に繋ぎ、相手スパイクを果敢に止めに入るブロックなど、勇気あるプレーは会場を沸かし、応援を熱くしてくれました。身長が高いことは強みです。バレーボールの経験がまだ浅くても、努力次第でもっともっと上達していけるはずです。今後の更なる成長が楽しみです。他の人と比べてどうかではなく、1年前の自分と比べてどうなのか。そこが大事なのではないかなと思います。
スポ少を始めてまだ間もない低学年だった頃、6年生はすごく大人で、我が子にとって憧れの存在でした。6年生にたくさん可愛がってもらいましたし、その先輩達をお手本にし、それを追いかけるように成長し中学生になっていきました。それは学校生活だけでは得られない、スポ少だから経験できたことのように思います。卒団まで残り3ヶ月をきりました。たくさんの思い出と楽しい時間を過ごし、卒団まで頑張っていきましょう。
スポ少に入って通算5年になりました。子供はもちろん、バレーボールを通して、スポーツ精神、異学年との交流、小さな社会を経験し、大きな学びを得て春に卒団します。そして親である私もたくさんの事を学ばせてもらいました。
スポ少を始めた頃は、子供はどんどんバレーボールにのめり込み楽しい反面、親である私は何をしたらいいのか分からず、スポ少に行くのが苦痛でした。母達の人間関係を築くのもなかなか苦手で、先輩母達の中でずいぶん気を使っていたように思います。スポ少のめんどくささは、そこが大部分を占めているのではないかなと思います。今となって先輩母達の大変さ、親をまとめチームを引っ張る6年生の親御さんの苦労が良く分かります。当時、子供のために我慢するしかない...卒団まであと何年、と思っていた時期もありましたし、自分の代になったら自分が嫌だった雰囲気ややり方は絶対に変えてみせる!とも思ってきました。
ある時、常にスポ少嫌だなぁ、楽しくないと思っていた自分の考えを、むしろ楽しんでしまえ!と発想を変えることにしたら、ちょっと自分の気持ちに変化がありました。それは、何でも自分にやれることがあればやり、自発的に取り組んでみる。やれないかもと思った事でも上手にやれなくてもチャレンジしてみる。など、大会でも練習でも行事でも、自分には何が出来るんだろうって探して積極的に動くことにしたんです。私はバレーボールが出来ません。でも頑張っている子供達の側で何か出来ることはないかと考えた結果、ベンチでマネージャーならやれるかもしれないと思い、スコアを付ける練習をしました。負け試合でうまくいかない時も一緒に監督のお叱りを受けてみると、子供達の気持ちもよく分かります。経験がなくても上手にやれなくても、一生懸命取り組もうとする姿勢は必ず誰かが見ていてくれていて、困った時には必ず誰かが助けてくれます。そしてチームの中に信頼関係が生まれ、居場所が出来て楽しめるようになるんじゃないかな。と思います。不満や批判ばかり言ってるばかりで現状を変えようと努力もせず、自分を変えようとしない所には、信頼関係や居場所は生まれません。保護者の皆さんももちろんボランティアです。一生懸命やる人はどんなに忙しくてもやります。ちゃんとその頑張りはみんな見てくれていますし、何より我が子が1番見てくれています。また、楽しいチーム作りをしようと共感する人たちが自然と周りに集まってきます。何ごとも自分次第。せっかくだから、親も楽しんじゃいましょう^_^